【有馬ごはん】こだわりのつまったカフェで出会った。有馬温泉とポルトガルのケミストリーを楽しもう

有馬温泉のカフェ・レストランを紹介する「有馬ごはん」シリーズ、今回は「茶房 堂加亭(どうかてい)」さんへお邪魔しました。
2012年にオープンしたこちらのカフェ。湯本坂の古民家を改装した外観が目を引きます。兵庫・その近県で生産されたものを使用した、こだわりのメニューが楽しめます。

オーナーの豊田さんは、有馬でカフェをオープンするまでポルトガルのリスボンで料理人・ガラス作家として活動されていたそう。
そのため、カフェのメニューにもポルトガルのお菓子などがあり、有馬温泉にいながら異国の雰囲気も味わえてしまいます。
カフェの中は、オーナー作のガラス工芸品が展示・販売されていたり、足踏みミシンや古い看板が飾ってあったりなど、ちょっとしたギャラリーのようにもなっている素敵な空間です。
ライトミールセット
お昼の時間だったため、ランチのセットメニューのひとつをオーダーしました。

- 店焼きクロワッサンのサンドウィッチ~パストラミビーフ、チェダーチーズ~
- 川上商店さんの山椒入りマッシュポテト
- 芦田ポートリーさんのゆで卵
- お好きなドリンク(アルコール含む)
おわかりいただけるだろうか・・・、マッシュポテトの中に有馬名物の山椒が!素人には思いつかないレシピですが、アクセントになっていてとても美味でした。

セットのドリンクはなにをオーダーしてもOKとのことで(おトク感すごい!)、「淡路島レモンで作った自家製黒糖レモネード」をいただきました。
この自家製レモンシロップを有馬サイダーで割ったレモンスカッシュなども展開されています。
デザートがオススメ!
そして、堂加亭さんに行ったら絶対食べてみたい!どんな味だろう?とずっと思っていたポルトガルスイーツを食後にオーダー。

なんだか聞き慣れない名前のお菓子ですが、エッグタルトやカステラと同様、この「セリカイア」もポルトガルでは定番のスイーツだそうです。
卵たっぷりのカスタードにメレンゲを合わせて、シナモンをふりかけて焼きあげた素朴な焼き菓子。
甘さ控えめで、どんな年代の方にも喜んでもらえそうなケーキです。 添えられているプルーンのコンポートとの相性がバツグンで、ペロリと食べてしまいました。 ほんとに、もう1つ頼めると思ったね。
どんなシーンにもピッタリ
お店にはテラス席も用意されていて、いい季節のときは外でお茶を楽しむこともできます。
お客さんは様々で、わたしのように一人でふらっと寄るのもよし、観光客のグループはもちろん、スーツを着た男性2名がランチとポルトガルビールを楽しんでいたのが印象的でした。
有馬温泉にはいろいろなスタイルのカフェがありますが、ポルトガルスイーツを楽しめるのはまちがいなくここだけでしょう。むしろ、西日本でどれだけのカフェがセリカイアを提供しているのか。
お参りや街歩きで疲れたら、堂加亭さんでゆっくりポルトガルのスイーツを楽しんで、それから湯本坂を下った先の金の湯でお風呂はいかがでしょうか?最高ですね。
茶房 堂加亭
営業時間 10:30~17:30(ラストオーダー17:00)
定休日 木曜日・金曜日
※掲載内容は2019年6月時点の情報です
horie
最新記事 by horie (全て見る)
- 【六甲ミーツ・アート 芸術散歩2019攻略】雨の日なら、こうやって遊び倒せ! - 2019-10-15
- まさに「都会のオアシス」!布引の滝はいつだって人々を癒してきた<後半> - 2019-10-02
- まさに「都会のオアシス」!布引の滝はいつだって人々を癒してきた<前半> - 2019-09-26