2019-11-05

ススキを見に行こう!東おたふく山ハイキング

六甲の山々では珍しい、草原が広がる「東おたふく山」。
その植生はササが中心ですが、かつては多くのススキが植生する場所としても有名でした。そんな昔の風景を取り戻そうと、現在、ススキの再生・保全活動が行われています。

今回は、少しずつ復活しつつあるススキを、秋風に乗って楽しむ。
そんなハイキングに出かけてきました!ガシガシ登るハイキングもいいですが、
秋の風と、渓流と、色変わりはじめた山景を感じたいと思い、
「東おたふく山~雨ヶ峠~住吉道」というルートをゆるりと歩いてきました。

登山口までのアクセスは?

東おたふく山の登山口へは、阪神「芦屋駅」・JR「芦屋駅」・阪急「芦屋川駅」から阪急バス80・81系統で向かうことができます。停留所は「東おたふく山登山口」です。

バスを降りたら、停留所(下の写真)の左の道を進めばOK。
途中に分岐点がありますが、案内板に従えば大丈夫です。

ここから(下の写真)左に入れば、登山口です。

山頂をめざして、登山スタート

登山口はこんな感じです。目印として木々にピンクのテープが巻かれているので、それに従って進みます。

所々に倒木があり、迂回して進みます。
迂回路がちょっとわかりづらいのでご注意ください。
木が根こそぎ倒れている! モンスターみたい・・・

ササの植生がずっと続いていて、かきわけて進むところもありました。

秋風がそよぎ、ススキが輝く頂上

30分ほど登ると、頂上に到着。一気にひらけて、ササの草原が飛び込んできます。この開放感、たまりません。

陽に照らされて、きらきらと輝くススキ。

ススキの向こう側には、こんな景色が広がっています。

心地よい秋風が、 登山でほてった身体に すーーと通り抜けていきます。
ススキも気持ちよさそう。

白砂青松でなくて白芒青松? 日本画の題材になりそうな風景。

ススキの風景を楽しんだあとは、秋風に乗って草原を歩きましょう!

リンドウの蕾にも目が留まります。

北側に目を向けると、色づきはじめている六甲山。

ここで、ススキたちとはお別れ。「グッド・バイ」と手を振っているように見えるのは気のせい……

雨ヶ峠から住吉道へ

東おたふく山を堪能したあとも、まだまだ気持ちのよいハイキングは続きます。松の枝が通せんぼしているような門をくぐりぬけて 、雨ヶ峠をめざします。

すぐに雨ヶ峠に到着。ここから住吉道にさくっと合流できるルートがあるのですが、せっかくなのでちょっと遠回り。六甲山最高峰へのルートを進み、少し先の住吉道との合流点へ向かいました。

こちらが合流ポイント。ここから住吉道を下っていきます。

流水の音をBGMに、谷沿いの道をゆく

住吉道は、神戸から有馬温泉につながる古道・有馬街道の一部。住吉川が流れる谷沿いの道で、片側がひらけた眺めのよい道です。

イナカギクだと思うのですが、登山道を華やかにしてくれていました。

昔から整備された古道だけあって、石積みもありました。

この道、ずっと渓流のせせらぎがBGMのように流れているんです!
ぜひ自然のミュージックを楽しんでください。

さすが古道、石畳も!

どーんと登場する五助堰堤。昭和13年の阪神大水害を教訓につくられた砂防ダムです。ここで渓流のせせらぎが大コーラスになって大団円を迎えます。

五助堰堤からまもなく行くと、石切道と合流。

採石されたものの使われなかった石がころがっていました。 このあたりも採石場だったんですね。

住吉登山道の入り口に到着!!

歴史を感じながら南下し、阪急御影駅へ

登山口から御影駅まで距離がありますが、下りなので歩いてめざします。下の写真は「白鶴美術館」のあたりから見える景色です。

途中に、石仏があったり、水車があったり、昔から往来の多い有馬街道の周辺だけあって歴史を感じます。

今回のゴール!阪急御影駅

前半は、東おたふく山でススキやリンドウなど自然を感じるハイキング。
後半は、古道である住吉道で、今昔の人たちの往来を感じるハイキング。
2つの楽しみ方を同時にできるのが、今回のルートの魅力でした。
たまには、登山が一番の目的ではなく、六甲山の自然と歴史を見つけに行くハイキングはいかがでしょうか。

ハイキングルート&タイム

(8:55) 東おたくふく山登山口 バス停
(9:30) 東おたくふく山 山頂
(10:05) 雨ヶ峠
(11:05) 五助堰堤
(11:30) 住吉道 登山道口
(12:10) 阪急御影駅

(トータルタイム) 3時間15分

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