2019-11-18

夜にアートと出会う「ザ・ナイトミュージアム~夜の芸術散歩~」【六甲ミーツ・アート 芸術散歩2019】

芸術祭も美術館も、ほとんど夕方で終わっちゃいますよね。
アート体験といえば、なんとなく日中というイメージですが、
夜にだってアートを味わえないかなと思ったことはありませんか。
アートを、もっと自由に体感したい!
そんなアート好きに応えてくれるのが「ザ・ナイトミュージアム~夜の芸術散歩~」。

現在、六甲山では「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2019」が開催中で、
その一部の作品を夜も鑑賞できます。
夜だけのアート展示もあり、これは見逃せないと、
六甲山に出かけてきました。

夕暮れとともに印象が変わる作品

作品のライトアップは、17:00頃からスタートしますが
真っ暗になってからではなく、せっかくなので夕方から行動開始。
陽が沈み、どんどん景色が変わっていくなかで、
作品の印象もどんどん変わっていく、不思議なアート体験ができました。

夕暮れ時、ススキ越しに見える「自然展望台 六甲枝垂れ」とアート作品。

紫がかる空では、 作品の印象が異なってくる? どうでしょうか。
みなさんも実際に見て感じてください。

岩城典子 「ヤンチョビ博士」

六甲ガーデンテラスは、夜のおとぎの世界に

ヨーロッパのおとぎ話のような世界がある「六甲ガーデンテラス」は、
夜になると、まさにおとぎ話の夜にまぎれ込んだように。
「自然展望台 六甲枝垂れ」のライティングを手掛ける伏見雅之氏によるライトアップ作品によって、さらにその世界観が 深まっています。

伏見雅之「蜘蛛の糸」

光の移り変わりによって、印象を変えていく「見晴らしの塔」

「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2019」のメインビジュアル作品は、
神戸の夜景を背景にすると、宇宙を感じました。

植松琢麿 「world tree Ⅱ」

六甲オルゴールミュージアム

ふだんは17:00までの「六甲オールゴールミュージアム」も、
月~木18:30、金土日祝19:30まで開館し、夜の上演が行われています。

イラストレーター宇野 亞喜良氏とのコラボ作品「 宇野 亞喜良のシンデレラ」 が上演中。
ちょっと棘があるのに可愛い、そんなイラストとオルゴールの音色が、
幻想的な世界に招待してくれます。

オルゴールによる「ビビディ・バビディ・ブー」やエリックサティの「ジュ・トゥ・ヴ」、 自動演奏ピアノによるドビュッシーの「アラベスクNo.2ト長調」など、人気曲も演奏されていました。

また、中庭には市川平氏による「ザ・ナイトミュージアム~夜の芸術散歩~」作品の展示があります。お忘れなくチェックを!

六甲高山植物園から六甲オルゴールミュージアムに向かう木道橋でも、作品がライトアップされています。暗闇の中では、アーティストの個性をより強く感じられると思いました。

國久真有 「BPM」

六甲高山植物園は、光のアート作品に

六甲高山植物園では、「夜の紅葉散策」と題して、紅葉のライトアップが行われています。それは、光と紅葉によって生み出されるアート。
想像以上に美しい景色があって、ちょっと時間を忘れて、動けなくなりました。

髙橋 匡太「Glow with Night Garden Project in Rokko 提灯行列ランドスケープ」

六甲高山植物園では、 髙橋匡太氏、本多大和氏による夜間のみのアート展示も行われています。

風の教会は、深遠の極みに

安藤忠雄氏設計の「風の教会」も、ふだん入館できない夜に訪れることができます。
そこは、より厳粛で、より深遠な空間。現実と切り離されたような場所になっています。

現代アートの代表的な作家である榎忠氏の作品が、夜の空気とマッチしていて、 今ここだけのアート体験を味わうことできました。

ザ・ナイトミュージアム~夜の芸術散歩~は
11月24日(日)まで

  • 開催期間
    開催中~11月24日(日)
  • 開催時間
    ■六甲高山植物園 六甲オルゴールミュージアム
     月~木/17:00~18:30(18:00受付終了)
     金土日祝/17:00~19:30(19:00受付終了)
    ※六甲高山植物園は、11月25日(月)以降 冬期休業に入ります。
    ■六甲ガーデンテラス
     17:00~21:00(土は~21:30) 六甲枝垂れの最終入場は20:30
    ■風の教会 
     ~18:30(18:00受付終了)
    ※「風の教会」は 六甲ミーツ・アート 芸術散歩2019の開催期間のみの限定公開(見学ができるのは11月24日(日)まで)
  • アクセス
    阪神「御影駅」・JR「六甲道駅」・阪急「六甲駅」から神戸市バス16系統・106系統で「六甲ケーブル下駅」。六甲ケーブルで「六甲山上駅」まで行き、六甲山上バスで各会場にて下車。

山頂は夜になると、ぐっと気温が下がります。暖かい服装でお出かけください。
ダウンがあってもいいかも。

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