2019-09-30

【山の街を描いて】神戸市北区の中心 鈴蘭台【山の街を知る】

こんにちは、ろこぐるライター&イラストレーターの高橋です。
六甲山周辺の街のイラストを描き、その地域のちょっとしたアレコレを紹介しています。
前回は六甲ケーブル下駅近くの水車新田という地域を描きました。

今回は神戸市北区 六甲山の裏側にある鈴蘭台という街へ行ってきました~~~。

山の中の大住宅街 鈴蘭台

鈴蘭台は、神戸市北区の行政・交通の中心地。
そして、山の中にある大きな住宅街でもあります。

地図だと山間の平地にあるように見えますが、鈴蘭台駅の標高は 278m 。
数字だと高さのイメージがわかないと思うので、図にするとこんな感じ。

北鈴蘭台駅は東京タワー超えます。

全部が全部ではないですが、街中の斜度もすごいです。

ひいひい言いながら登ったり下ったりしていたのですが、住民の方(おそらく)はスイスイ歩いていました。

そんな山の街OF山の街鈴蘭台をうろうろして、描いてきたのがこちら!

急な階段と、山間に立ち並ぶ家々がめちゃめちゃ山の街だったので描いてみました。家の屋根がカラフルでよかったです。

では鈴蘭台についてのアレコレを簡単にご紹介します~~~。

関西の軽井沢 鈴蘭台

鈴蘭台の成り立ちは、有馬温泉へ繋がるローカル線、神戸電鉄(当時は神有電鉄)が開通して間もない戦前1928年に始まります。
乗客増加プロジェクトのひとつとして、沿線人口を増やすために、神戸電鉄初代社長の山脇延吉が、標高が高く涼しい現在の鈴蘭台駅がある山田町小部地域に着目。
関西の軽井沢というキャッチフレーズとともに避暑地・高級住宅地として開発されていきました。

鈴蘭台駅はもともと小部駅という名前なのですが、開発が進み富裕層の邸宅や別荘などが立ち並ぶ中、「小部駅を関西の軽井沢にもっと合った駅名にしよう!」という声が高まり、公募が始まりました。

健康の花言葉をもち、涼やかなイメージのスズランが取り上げられ、小部駅から鈴蘭台駅へと生まれ変わりました。
スズランは神戸市北区のシンボルマークの一部にもなっています。

高級住宅地からニュータウンへ

ダンスホールやビアガーデンなどでにぎわった関西の軽井沢 鈴蘭台は、戦後は多くの市民が住む大規模なベッドタウンへと移り変わっていきました。
戦後高度経済成長期の真っただ中 、神戸電鉄の延伸と共に、最初期のニュータウンとして宅地開発され、現在の鈴蘭台の街並みへと繋がっていきます。

※ニュータウン
 大都市の郊外などに大規模な計画で建設された都市。

「関西の軽井沢」というイメージからは離れてしまいましたが、多くの住民たちが生活を営む鈴蘭台。
現在、鈴蘭台を中心とする北区本区には約14万人が住んでいて、鈴蘭台駅の乗降客数は神戸電鉄最大となっています。

「有馬温泉の湯治客だけに頼るのではなく、沿線の人口を増やして電鉄経営を支えよう!」と開発を進めた山脇延吉の目は、めちゃくちゃ確かだったということですね。

あと、駅近くのファミマのイートインに喫煙スペースがありました。
めずらしい!
※しっかり部屋で分けられてます。

また山の街を描いて紹介しますので、よかったら読んでください~~~。
それでは!

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高橋聡

普段旅行にあまりいかないので、六甲ぐるりを機に色んなところに行きたいです~。
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