2019-08-26

神戸のローカルフードに出会える。FARMSTAND

三宮駅から北野坂を山側へしばらく登ると『FARMSTAND』というお店があります。
神戸市各地の農家や飲食店の方が集まって「地産地消」をテーマに開かれる朝市、『EAT LOCAL KOBE FARMERS MARKET』のリアル店舗です。
神戸市内の若手農家の方々と一緒に協力し合い、ローカルで生まれた農産物を街中へ届けていらっしゃいます。
FARMSTANDへ作物を卸す農家の中には、スタッフと一緒に店頭で働く方も。

大根のロゴマークが目印。
FARMERS MARKETは土曜のみの開催ですが、FARMSTANDは毎日開店しているので、いつでも神戸のローカルフードに出会うことができます。
ローカルと食をテーマとしたワークショップ、旬のレシピや農家の方の声が載ったお便りの発行、地域の小学生と婦人会のお母さんがFARMSTANDの農産物を調理して食べる『こどもキッチン』など、食を通じてローカルと街を繋ぐさまざまな取り組みも行われています。

店内には神戸市各地から集まった野菜や果物の他にも、ジャムやチーズなどの加工品が並んでいます。
どの農産物や加工品も、生産者・販売店・消費者の3者にとって“高すぎず、安すぎない”価格設定となっていて、1者に利益が集中することなく、ローカルから生み出される豊かさが継続的にグルグルと循環していく価値づくりが行われています。
また、併設されているカフェスペースで、FARMSTANDに集まる農産物を使った旬のランチを、その場で楽しむことができます。

今回は、六甲山と共に六甲山地を形成する丹生山のふもと『NIU farm』さんの食品を購入させていただきました。
購入したのは、金柑とフルーツのジャム、金柑と大豆のピクルス、Tlusi(トゥルシー)のハーブティーの3つ。

金柑とフルーツのジャム

金柑の他に、りんごやワイルドブルーベリーなどが入ったジャムです。
スーパーで売ってるようなジャム以外のものを初めて食べたのですが、甘ったるい感じがしなくて、朝食のパンにぴったりです。
金柑がごろっと入っているのも嬉しいですね。
くどくないので、飽きずに毎日食べられそうです。

金柑と大豆のピクルス

今回購入したものの中で、個人的に大本命のピクルス。
よくあるきゅうりのピクルス以外食べたことがなかったので、瓶を開けるのが楽しみでした。
爽やかな酸味の中に、金柑のほのかな甘みがあり、後味が少しピリっとしてて、楽しくておいしい味でした。ちょっとキツめのお酒に合いそう。

Tulsi(トゥルシー)のハーブティー

Tulsi(トゥルシー)って?
インドの伝統医学『アーユルヴェーダ』で重用されている、ヒンディー語で「比類なきもの」という意味のハーブです。
日本語名は『カミメボウキ』

ひとつまみほどポットへ入れて、3〜5分待ちます。
写真ではひとつまみに見えませんが、このポットめちゃくちゃ小さいんです……。

できあがり。
爽やかかつ、どこかスパイシーな不思議な味です。おいしい。

少し濃いめに淹れてアイスティーにしてもおいしかったです。
思ってたよりクセがなく、飲みやすくていい感じ。
ちょっとリラックスしたいなって時にとても合うお茶だと思います。

神戸の『地産』に触れてみて

僕は和歌山で生まれ、20代から大阪の都市部で暮らしているのですが、生まれた土地や住んでいる場所に対して、愛着を持たないまま過ごしてきました。
生まれた土地を「故郷」って感じであまり捉えられず、現在住んでいる場所も、あくまで「住んでいるだけの場所」。
そのことが少し、寂しく感じてもいます。

今回FARMSTANDさんで、『地産』や『ローカルフード』に出会い、加工品ではありますが実際に食べてみて、「こういうものに触れてきたかったな〜」と思いました。
いや、まあもちろん和歌山のみかんとか食べていたし、触れてはいたのでしょうけれど、気づけなかったというか。
その土地で生まれた食物を口には入れていましたが、意識的になることはありませんでした。

土地と食べモノの繋がり

生まれた土地や、住んでる場所で作られる食物に対して、少しだけ意識的になって食べてみる。その食物を作っている人たちを想像してみる。
それが、土地と自分の生活を繋ぐために必要なことの1つなのかも知れません。
僕も、今住んでる場所や、生まれた土地の食品を意識的に触れて、食べてみようと思います。
そんな『地産』への出会いがデザインされている『FARMSTAND』がある神戸が、少し羨ましいです!

EAT LOCAL KOBE FARMSTAND

http://eatlocalkobe.org/farmstand/
営業時間 : 毎日 9時 〜 18時
定休日:年末年始
住所 : 神戸市中央区山本通 1-7-15 東洋ハイツKITANOMAD 1F

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高橋聡

普段旅行にあまりいかないので、六甲ぐるりを機に色んなところに行きたいです~。
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