2019-10-02

まさに「都会のオアシス」!布引の滝はいつだって人々を癒してきた<後半>

布引の滝への逃避行、後半へいきましょう!
アクセス方法など、前半はこちらの記事からチェックできますよ~

鼓ヶ滝で耳から癒されてみる

雌滝を過ぎると、第二のセーブポイント「鼓ヶ滝」が待っています。
しかしこちら、標識がなければ通り過ぎているほどのさりげないセーブポイントです。

おわかりいただいけただろうか

渓流に沿いながら、雄滝へと続く1本の山道の途中に突如現れたデッキと岩・・・ここが「鼓ヶ滝」を楽しめるベストポイントです。

鼓ヶ滝の名前の由来は、その名の通り滝つぼに落ちる水の音が鼓のように聞こえるから。いわれてみれば、水音というよりも、もっと深みのある太鼓のような風流な音が聞こえてくるような・・・?

こちらはこのデッキから滝を見下ろす形で鑑賞できるのですが、草木が生い茂っているので滝の様子がイマイチわかりません。だからこそ聴覚を研ぎ澄ますことができるのでしょう・・・ということで納得しました。

耳をすまして深呼吸をしたら、次へ向かいましょう!

夫婦滝でゲン担ぎ!?

順路としてはこの次に「夫婦滝」が登場します。
しかし、こちらの夫婦滝は雄滝のすぐ下にある短い滝なのでまず最初に雄滝が目についてしまいました。

そして必死に雄滝の中に夫婦滝を探していました。

これが夫婦滝だと気づくのに時間がかかった

2つに分かれた滝が、最終的に1つにくっついて流れ落ちる様子が「夫婦滝」の由来だそうです。このご時世、ペアのものがすべて「夫婦」である必要はないと思うのですが、それはここ(ろこぐる)で語るトピックではないということも理解しています。

なにか縁結び的なご利益はあるのでしょうか。とりあえずマイナスイオン浴びとこ。

これが「雄滝(おんたき)」だッ!

写真右下に夫婦滝が見えます

いかがでしょうか。この雄大さ。こちらがチーム布引の滝代表・雄滝です。

ハイキング当日はすばらしく晴天の暑い日でしたが、滝の周りはとにかく涼しくて快適でした。ストレッチをする地元の人や、大きなカメラを構えている人、外国人観光客など、様々な人々が雄滝の前で時間を過ごしていました。

令和の世、力強いもの・大きなものに「雄」を冠する必要性は必ずしもないと思うのですがそれはまたの機会に語りましょう。

雄滝は、よくイメージされる滝と比べると、岩肌が目立つ細長い滝です。落ちている水量もそれほど多くありません。

なるほど確かに「布引」の名にふさわしい、天女の羽衣のような滝です。初めて名づけの人と意見が一致しました。

雄滝は高さ43メートル。六甲山の上昇がこれだけの高低差を生み出し、川が断層を削る形で布引の滝ができあがったというのが定説だそうです。途方もない時間が現在の六甲山の地形をつくっています。

疲れたらカフェで一休み

雄滝を眺めるベストスポットに、大正4年創業(!)の「おんたき茶屋」があります。
当日はあいにくの休業日で食事を楽しむことができなかったのですが、紅葉のきれいな季節に改めて訪れたいと思っています。

しかもミシュラン1つ星らしい

実は雄滝=ゴールではなかった

さてここまで登ってきたわたしは日ごろの運動不足がたたり、すでに満身創痍の汗だくです。
本当はおんたき茶屋でHPを回復する予定でしたがかなわず、ここから先の山道を見上げながら色々なプランが浮かんできました。

この付近の標高は約220mだそうです。高層ビルだと50階くらいです。まじで?もういいじゃんここから先はろこぐるの登山担当の人にやってもらおうよ・・・そんな怠惰なささやきが聞こえてきましたが、持ち前の「もったいない精神」でもう少しだけ登ってみることにしました。

すると突然現れる「みはらし展望台」。神戸の港と町が見えます。ここで初めて「これ山登りやん・・・」と気づくのですが、高いところから見下ろすというのは気持ちのいいものですね。毎日こうでありたいです。

おまけ

展望台からさらに上るといくつかの橋や貯水池があります。今回は「猿のかずら橋」で引き返しましたが、道中にあった施設の門がレトロ建築で素敵だったので紹介させてください。

なんてことない古い建物と言われようが、この雰囲気、とても素敵じゃないですか・・・?
ちょっとチャイナなあしらいがわざわざついていたり、こだわりを感じます。

門には何かしらの表札がついていた跡があり、どう見ても守衛室のような出で立ちです。今では完全に無人で錆びた扉が解放されていますが、おそらく以前は一般人立ち入り禁止か、そうでなくともガードマンの監視があったのかなと考えました。

この門を過ぎて階段をのぼって少しすると「猿のかずら橋」に到着します。
ここが今回の折り返し地点です。

こちらは鉄製の橋にサルナシのツル(かずら)を装飾したものなので、安心して渡れます。なんだか映画の撮影ができそうですね。ここまでくると人も少ないので秘境感があります。

週末は布引の滝に決まり!

都心から簡単にアクセスでき、リフレッシュできる布引の滝。これから過ごしやすい行楽シーズンです。気軽な週末非日常体験などいかがでしょうか。

今回は体験レポートの形式で案内しましたが、次回は布引の滝にまつわる伝説や歴史などを紹介したいと思っています!

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